大人になるほど、人を好きになれないのは何故か?
婚活において「ときめき」ある出会いに拘り過ぎると、運命の相手に辿り着きにくい場合があります。
それは何故か?
人の感情は「変化」するからです。
例えば生まれて初めてキラキラ光る巨大なクリスマスツリーを見たとしましょう。
目の前に広がる色とりどりのイルミネーションと巨大なクリスマスツリーを見た瞬間、その時の感情が「感動」だったとします。
あの時見たクリスマスツリーが忘れられなくて、あの感動をもう一度体験したいと翌年も見に行ったとします。
翌年同じクリスマスツリーを見た時の感情はどうでしょうか。
初めて見た時の心躍るような感動ではなく、クリスマスソングや子供の笑い声を聞きながら今年もこのクリスマスツリーを見ることができた「喜び」へと感情は変化します。
恋も同じです。
初めて人を好きになり「ときめき」をくれたお相手のことを思い出し、恋をするのであればあの時の感情と同じ気持ちになれるお相手と恋愛がしたい。そしてそのお相手と結婚がしたい。
そんな乙女心を抱きながら婚活をスタートさせたとします。
ですが現実はというと、何人と会っても昔感じた胸がキュンとくるような「ときめき」をくれるお相手と出会えない。
結婚どころか、私はもう人を好きになれないないのではないか。
そう思い悩み婚活疲れに陥る方もいらっしゃるかと思います。
ですが、人の感情とは初めて巨大なクリスマスツリーを見た時と同じように、恋の「ときめき」というのは年齢と共に違った感情へと変わっていきます。
刺激的な出会いや「ときめき」ではなく、居心地のよさや何気ない小さな幸せを共有できる相手こそが、人生を共に歩むうえで最高のお相手なのではないでしょうか。
胸が痛むような恋やキュンと胸が高鳴るような「ときめき」ではなく、ご自分の違う感情に耳を傾けてあげてください。
今までに感じたことがない、一緒に居ると心地よく小さな幸せを感じられるお相手こそが、あなたにとって最高のお相手だと思います。
これから皆様に素敵な出会いがありますよう、心より願っています。
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