婚活においての複数交際の罠とは⁉
「好きになれない」理由…それって、複数交際が原因かもしれません。
最初は素敵な人かも♡と、いろんな人と交際をスタートしてみるけど「何度会っても、心が動かされない」婚活をしていると、そんな気持ちになることはありませんか?
もしかするとその「好きになれない」理由は、あなたの“気持ち”ではなく、“脳の仕組み”にあるかもしれません。
人間の脳内では、愛情や信頼を深めるために「オキシトシン」というホルモンが分泌されます。
通称“愛のホルモン”とも呼ばれるこの物質は、大切な人とスキンシップをしたとき、心を通わせたとき、そして一人の相手に真剣に向き合ったときに多く分泌され、相手への愛着や安心感を育みます。
ところが、同時に複数の相手と会っていると、オキシトシンの働きが分散してしまうのです。
この状態は「どの人にも少しずつ心を向ける」ことであり、「誰とも深くつながれない」状態を自らつくり出しているとも言えます。
この現象は、人間だけでなく、つがいをつくる動物にも見られます。
オキシトシンは「一途さ」を後押しするホルモンであり、特定の相手に集中することで本来の力を発揮するように設計されているのです。
結婚相談所では「複数交際」が推奨される場面もありますが、常に比較を続けていると心が定まらず、誰に対しても深い愛情を抱きにくくなることがあります。
しかし相談所での活動においては、担当カウンセラーが適切なタイミングで一人に絞るよう助言してくれるため、安心感があります。
一方で、結婚相談所と婚活アプリを併用している場合、婚活アプリでの活動までは担当カウンセラーの目が行き届きにくいため、交際相手に対して「好きになれない」「ピンとこない」と感じる場面が生じやすい傾向があります。
このような感覚は、愛情を注ぐ対象が分散してしまい、心の矛先が定まらなくなることに起因しているのかもしれません。
大切なのは、ある段階で「この人と向き合ってみよう」と覚悟を決めること。
一人に絞ってはじめて、脳は本格的に“恋をする準備”を始めるのです。
恋愛は、選んだ瞬間から深まっていきます。
もし今、誰にも心が動かないと感じているなら、複数交際を見直すタイミングかもしれません。
「たった一人に、真剣に向き合うこと」 それが、本当の愛を育てる第一歩です。
愛を育み実りある交際に発展しますよう願っております☆彡
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